川崎フロンターレ
私はサッカーが趣味で、特に川崎フロンターレが好きなので紹介していきたいと思います。
【イントロダクション】
川崎フロンターレは、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に所属するプロサッカーチームです。
1997年に設立され、現在はJリーグ1部に在籍しています。
ホームスタジアムは、川崎市の等々力陸上競技場です。
川崎市民のみならず、神奈川県を中心に多くのサポーターを持ち、日本国内だけでなくアジアを中心に世界各国で知られる存在となっています。
フロンターレはイタリア語で「正面の」「前飾り」を意味し、フロンティア精神を表現。
エンブレムには川崎市の花「つつじ」とマスコットの「イルカ」を用い、世界に向けて開かれた臨海都市「川崎」をシンボライズ。
日本代表には三笘 薫選手や田中 碧選手他、フロンターレに縁のある選手がたくさんいます。
【第1章:クラブの歴史】
1997年に創設され、当初はJリーグに参加していませんでしたが、2000年にJ2に昇格し、2004年にはJ1に初昇格しました。
以降、J1リーグでの戦いを続け、2017年には初のリーグ優勝を果たしました。
[J1リーグ戦]優勝4回(17・18・20・21年)
[リーグカップ戦]優勝1回(19年)
[天皇杯]優勝1回(20年)
[J2リーグ戦]優勝2回(99・04年)
【第2章:チームの特徴】
川崎フロンターレは、Jリーグのスタジアム観戦者調査で9年連続して地域貢献度第1位に輝く。
巡回サッカー教室などを通じて年間15,000名を指導、指導者向け講習会といったスポーツ振興・育成活動の他、15歳〜78歳まで400名のボランティアを登録するなど、サポーターとの結束は固い。
サッカーでは攻撃的なサッカーを展開することで知られ、多くの得点をあげることができます。
また、選手たちのボールコントロールやパス精度が高く、中盤からの展開力があることも特徴のひとつです。
見ていて楽しいサッカーです。
【第3章:現在のチーム状況】
鬼木 達体制7年目となる今季は、キャンプから新たな戦術にトライ。
従来の川崎フロンターレらしい自由度のあるサッカーに加え、約束事を増やすことで次なるステージを目指そうとしています。
今オフは瀬川祐輔や大南拓磨らの獲得程度で大型補強はありませんでしたが、既存戦力と新戦力を組み合わせることができれば、十分優勝争いのできるメンバーが揃っています。
フロンターレは元々スロースターターという感じですが、今シーズンはそれだけでは片づけられない状況です。
主要選手が抜けた上、けが人が多く、毎年優勝争いしているフロンターレですが4月7日時点で10位となっています。
今は我慢の時が続いてますが、まだ始まったばかりなのでこれから巻き返してくれると信じてます。
【第4章:注目選手紹介】
・宮代 大聖[みやしろ・たいせい] FW33番
サガン鳥栖への期限付き移籍から復帰。
爆発的なシュート力が最大の武器のFW。
2021年は徳島ヴォルティス、2022年はサガン鳥栖でプレーし結果を残し、3年ぶりにフロンターレに戻ってきた。
川崎フロンターレアカデミー出身。
最前線だけではなく1.5列目やサイドのポジションでも機能し、周りの選手を使うテクニックにも長けている。
チームを勝たせるストライカーとしてさらにスケールアップしてもらいたい。
・橘田 健人[たちばなだ・けんと] MF8番
中盤で精力的に動き回り相手の攻撃の芽を摘み取るハードワーカー。
競り合いに強く、鋭い反応と予測でルーズボールに反応。
チームのピンチを未然に防ぐ。
プロ入り2年目の昨シーズンは持ち前の運動量に加え、2列目、3列目からの攻撃参加の意識も高まりリーグ戦32試合に出場。
プロ入り3年目の今シーズン、キャプテンに指名された。
背中でチームを引っ張るリーダーとして飛躍してもらいたい。
・大南 拓磨[おおみなみ・たくま] DF3番
柏レイソルより完全移籍で加入。
スピードと対人戦の強さが武器のDF。
2016年よりジュビロ磐田でプロのキャリアをスタートさせ、2020年から柏レイソルでプレー。
コンスタントに出場し、昨年はE-1選手権に出場する日本代表にも選出された。
センターバックだけではなくサイドバック、ウイングバックでプレーできるのも彼の強み。
フロンターレの攻撃的なスタイルにうってつけの人材だ。
・上福元 直人(カミフクモト ナオト) GK99番
京都サンガF.C.より完全移籍で加入したGK。
セービング技術に加えて積極的に前へ出るプレーエリアの広さも持ち味のひとつ。
昨シーズンはアグレッシブなプレースタイルを前面に打ち出し、京都でブレイク。
J3、J2と各カテゴリーのクラブで経験を積み、2021年よりJ1でプレー。
優勝争いができるチームでのプレーを熱望し、フロンターレ入りを決断してくれた。
GK陣に新しい風を吹き込んでくれるだろう。
【第5章:サポーター】
・川崎フロンターレのサポーターはあまりブーイングをしない
フロンターレのサポーターは滅多にブーイングをしません。
当初はそれが甘いと言われることもありました。
しかし、2017年に初優勝して、ブーイングをしなくてもチームは勝てる事を証明できました。
フロンターレのサポーターは負けても拍手して、チームを鼓舞します。
自分たちが12番目の選手であるという自覚があるのです。
また、かつて所属した選手には盛大な拍手と声援で迎えます。
元フロンターレのチョン・テセが清水エスパルス在籍時には、試合終了後に挨拶にくると、その声援に涙を流し、長居し過ぎてエスパルスサポーターに挨拶できずブーイングされたくらいです。
フロンターレのサポーターはいつでも選手たちを信じているのです。
・川崎フロンターレのサポーターはクラブ自体にも優しい
有名な話があります。
2007年シーズンのACL準決勝から中3日の柏レイソル戦にて、川崎フロンターレは選手の疲労を考慮して、スターティングメンバーを8人交換し、当時Jリーグの専務理事だった犬飼基昭さんから『ベストメンバー規定の精神に反する』と問題視されました。
しかし、川崎フロンターレのサポーターはこう言い返します。
「犬飼さん、我々は裏切られていません」
監督が選び、ピッチで戦うメンバーがベストメンバーである、という考えと言います。
時には、甘過ぎると言われるときもありますが、この精神で常に上位をキープしてきました。
【まとめ】
いかがでしたでしょうか。
等々力陸上競技場は、2029年までに球技専用スタジアムへと変わるようです。
今でも試合当日にはスタジアム内外でスタジアムグルメや様々なイベントなど楽しめるようになっているので、1度足を運んでみてはいかがでしょうか。
現地観戦の雰囲気は最高です。
少しでも川崎フロンターレの魅力が伝わっていただけたら嬉しいです。
お読みいただきありがとうございました。