スーパー戦隊シリーズ第49作目および50周年記念作品。本作品のモチーフは子どもたちに圧倒的な人気を誇る動物や恐竜などの「獣」で、主人公ヒーローである「ゴジュウジャー」と悪の組織「ブライダン」、そして「ユニバース戦士」と呼ばれる歴代の戦隊レッド戦士との間で繰り広げられる、「センタイリング」を巡っての「ナンバーワン対決」が描かれる。
歴代のスーパー戦隊のロボットたちが戦ったユニバース大戦。突如現れた厄災にロボットたちは最後の力を振り絞って大戦の渦中に降り立った伝説の巨神・テガソードの指輪にすべての力を与えて闇を払うと同時に眠りにつき、その結果その場は「ロボの墓場」と呼ばれるようになり、最後の巨人であるテガソードは救世主の到来を願って自らの力を無数の指輪に分割して飛ばし、眠りについた。
何かとすぐクビになる青年・遠野吠ははぐれアルバイターとして生活していた。ある日、悪の軍団ブライダンが人間界に侵攻して街で暴れ始める。その目的はなんでも願いが叶う破滅の指輪を手に入れることだった。ブライダンの攻撃によって異空間に吹き飛ばされた吠は指輪を見つけ、「指輪がもたらすあらゆる戦いで、頂点を目指せという謎の声を聞く。叶えたい願いがなかった吠だったが、その謎の声の正体であるテガソードに諭されたことからナンバーワンになるベく指輪の契約をし、百夜陸王、暴神竜儀、猛原禽次郎、一河角乃、熊手真白とともにナンバーワン戦隊ゴジュウジャーを結成し、ブライダンに立ち向かう。
そして、それは銀のテガソードと歴代のスーパー戦隊のセンタイリングを持つユニバース戦士との新時代のナンバーワンを決める指輪争奪戦の始まりなのであった。(49+1=50)。