楳図かずお 神の左手悪魔の右手【黒い絵本】考察
わたさんです。今回は楳図かずおさんの漫画神の左手悪魔の右手の【黒い絵本】について考察していきたいと思います。
ネタバレにもなりますので、まだ黒い絵本を読んでいない方、グロテスクな内容がお好きでない方はこのブログを読むのはお控えください。
まず夜、道端で女性がパパの娘、ももちゃんによく似た女の子の人形を拾うシーンですが、人形を拾うと女性は○されてしまいましたね。
これは何故かというと、女の子の人形は、パパの物、つまり娘のももちゃんは誰にも渡さないよという気持ちの表れだと私は考えます。
次に、山奥に迷い込んだ男女3人組がお腹を空かせて山小屋にやってくるシーンですが、山小屋にあったケーキを食べるとまた○されてしまいましたね。何故かというと、このケーキはももちゃんのものなんだから、なんで食うんだよという気持ちが働いたのでは無いでしょうか。
その後のシーンですが、そんなに食べたいならケーキにしてやるよといった、パパの優しさが込められていますね。ごめんなさい。冗談です笑
次です。お姉さんがももちゃん宅にやってきました。そこでお姉さんはハンカチをうっかり落としてしまい、パパにお姉さんが来た事がバレてしまいましたね。その後お姉さんは○されてしまいますが、何故だか分かりますか。そう、お姉さんはももちゃんを助けようとしたつもりでしたが、パパからしたらお姉さんは邪魔する存在。なので、腐った水と共に○んでしまいました。
最後です。なんだかんだあって、パパは絵本の中の人だったという事が判明しますね!これは私の中では意外でした!どういう考察をすれば良いんだろう。まあ頭おかしい人って事ですよね。人間じゃ無いんだから。
そして、ももちゃんをも絵本の中に引き込もうとしていたのではないでしょうか。
これで終わります。以上黒い絵本の考察でした!ありがとうございました。