りんりんの運命の出会い日記
その五(運命のイヌ友 その1)
皆さんは、犬猫を家族に迎えたことがありますか?
また、実際に飼ったことがなくても、「犬の方が好きかな?」「私は、ネコ派かな?」となんとなく考えることができるのでは?
どちらも人間にとっていい友達ですよね。
私は断然犬派だったのですが、この頃、猫を飼っている友達から写真や動画を見せてもらうことも多く、そうすると私のイメージも大きく変わってきて、猫も可愛いものだな〜と、印象を変えつつあります。
私のそれまでの猫に対する印象といえば、その辺をうろついている野良猫。「おいで」というと、ギロリと睨みサッと飛んでいってしまう、そういうイメージ。小鳥など、小動物を狙い、狩りをするイメージだったのですが、今は「絶対家から出さない!」という飼い主も多く、そういう環境で育てられた猫は一緒にインコやウサギなどと住んでいたりで、私の猫に対するイメージはガラリと変わりました。
でも、やはり実際に飼っていたから…私は犬派かな。
愛犬ももう8年前に亡くなってしまったけど。
で、犬を飼っていて良い事は、犬にとっても飼い主にとっても、散歩しているうちに「イヌ友」ができること。みんな「お散歩や世話が大変でしょう?」と言うけど、「散歩」という言葉を覚え、「お散歩行こう」などというものなら、ワッと顔が輝きスタスタと玄関に向かう様を見ると、やはり「大変」の感情も吹き飛ぶというものです。
犬も人間も社会化は必要です。お散歩はマスト。
で、ある日、飼い主(私)も犬もまだ散歩初心者だった頃、私にとって運命の出会いと言える友達に出会ったのです。あ、人間の女性です。
いつもは挨拶くらいだったけど、ある日、初めて犬を飼う私とは違い、彼女は物心ついた時には犬がいて、犬が亡くなっては新しい犬を飼い…と、彼女が人生にはいつも犬がいて、犬についてはとても詳しいことがわかり、私も、ちょっとしたことなど、彼女に相談をするようになっていったのです(獣医さんよりためになることを教えてくれたこともあった)。
こちらは小型犬シーズー1匹、あちらは小型犬ミニチュアダックスフント、それも4匹!
立ち話をしているうちに、あちらのリードは三つ編み状態になり(なにせ、じっとしていない)、場合によっては彼女自身リードでぐるぐる巻きになってしまって笑ってしまうこともありました。
ある日、私は遅まきながら、彼女に自己紹介をしました。
すると、共通点の多い事多い事。歳が同じ、実家がすごく近くで、彼女が通っていた中高は、私の妹が通っていた私立出身校と同じ。長女なので、両親にめちゃくちゃ頼られて、ため息交じりに世話している…などなどで、すっかり仲良しになって、犬と一緒に、あるいはある時は犬抜きでお茶したり買い物に行ったりするようになり、休日には夫も散歩に付き合うと、あちらもご主人がいて、家族ぐるみのお付き合いの始まるようになっていったのです。
愛犬が会わせてくれた大切な運命的出会いの友達です。
それから後に始まる私のハードな期間、彼女がいたから切り抜けられたと言ってもいいくらい。
ちょっと長くなるので、(運命のイヌ友 その2)に分けることにしますね。
(その2)はとても不思議な体験話です。あ、その友人のことはA子さんとしておきます。