りんりんの運命の出会い日記
その八

りんりん
DSC_1027

りんりんの運命の出会い日記 その八



すっかり暗くなった夜道、私は家路を急いでいた。
この頃、陽が暮れるのがすっかり早くなり、夏を思わせるような昼間の日差しも夜になると肌寒い。
陽が暮れると、なぜか早く家に帰ろうと焦る私。
そんな私がやっと、家の敷地にたどり着く。
あとは13段階段(真実だ)を降りれば家のドア…というところで、私はピタッと足を止めた。
暗くてよく見えないが、階段の中ほどに何かいる。
私は、とっさに「ネコ?」と思う。
しかし、夜目にもネコのシッポにしては長い…ような気がする。
え? じゃナニ?
訝る私の目に入ってきたものはシッポの5つの輪っか。
ん?5つの輪っか!?

なんとアライグマ!
私の家の敷地にアライグマ!

「ラスカル!」思わず叫ぶワタシ。
ラスカル好きにとっては「運命の出会い」だ!
とっさに「アライグマ」の単語より「ラスカル」が先に浮かぶ。

その声に驚いたか、もう一つの影がピョコンと顔を出す。

なんとアライグマ!
私の家の敷地にもう一匹のアライグマ!

私が一歩近づくと(家に入りたかっただけなのだが)、ピューンと隣家の方に逃げていった。
隣家は空き家。
頼むから、空き家で子供を産まないでよ!
と願いながらその夜を過ごした。

翌朝、出がけの私の目に飛び込んできた「町内会のお知らせ」のうちの1枚のポスター。
…。
下手に手出しをしなくてよかった。
皆さんもラスカルを見かけたら気をつけるようにね!

タイトルとURLをコピーしました