仮面ライダーZO

OUKI

仮面ライダーZO



仮面ライダー誕生20周年記念作品。仮面ライダーシリーズ初の劇場用オリジナル作品であり、東映とバンダイが提携した初の作品でもある。

タイトルについては、バンダイが提示した初期タイトル案「仮面ライダー20(ツーオー)」をもとに、「20」を「ZO」に見立てて正式タイトルが決定した。原作の石ノ森章太郎によれば、「Z」は究極あるいは無限大、「O」は原点という意味とのこと。

本作品は、原点回帰を大きな主題として制作された。ドラスとその配下の怪人が、監督の雨宮慶太が得意とする生物的なデザインになっているのに対し、ZOは石ノ森が生物を意識してベルトやブーツ・手袋などを排除し、体のラインや関節の継ぎ目が不自然にならないようにしたシンプルなデザインになっており、必殺技もパンチとキックのみで、その他の武器や能力は一切持っていないなど、仮面ライダー1号のオマージュとなっている。

なお、次回作『仮面ライダーJ』や前作『真・仮面ライダー 序章』と同様、平成に制作された作品であるが、『仮面ライダークウガ』以降のいわゆる「平成仮面ライダーシリーズ」には含まれていない。
遺伝子工学の権威・望月博士に作り出された「ネオ生命体」ドラスは、より完成された生物になろうと、望月博士の息子・宏を誘拐し博士に手術を迫ることを目論む。

同じく望月博士によりバッタの遺伝子を組み込む改造手術を施された博士の助手・麻生勝は、謎の声に導かれ、宏の身を守るため行動を開始した。
【参考】https://www.kamen-rider-official.com/riders/34

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